ツバメの巣…中華料理の話ではありません
2016/05/05
4月も後半になるとツバメが飛び交う季節となります。
私が住む関西地域では、5月のゴールデンウイーク頃からがツバメの飛翔が盛んに見られます。このツバメはフィリピンや台湾のあたりから渡ってくるのだそうで、あんな小さな体でよくもここまで飛んできたと感心します。
今年2016年は、ツバメの飛来が遅いですね。
例年5月の連休には、たくさんのツバメが飛び交うのですが、5月5日現在でも、一羽も見かけません。
熊本地震の影響があるのでしょうか?
★ ★ ★
ツバメって、翼の割に体は小さいのです。だからあれだけ軽快で、驚くほどの小回りができるのです。こちらに真っ直ぐに飛んできて、急旋回して飛び去るなんて曲芸まがいの飛翔をしてこちらを驚かせます(笑)。
ツバメって野生の鳥なのに、人を恐れないですよね。むしろ人間はツバメを守ってくれると理解しているようです。
ツバメは巣を人通りの多い所に作ります。手を伸ばせば巣に届くような場所に巣を作る野生の鳥ってツバメくらいでしょう。ツバメの巣でヒナ鳥が大きな口を開けて親ツバメに餌をねだる様子なんかが見れる野生の鳥なんて他にいませんよ。
人が多く、人の手がとどく所に巣を作れば、天敵のカラスなどがツバメの巣を襲えば人間が追い払ってくれることをツバメは知っているのです。ですから、ツバメは天敵のカラスに雛が襲われる危険があるお椀型の巣を作っても安心しているのです。
では、人が通らない場所にツバメが巣を作るとどのような巣を作ると思いまか?
高層マンションの上階に巣を作る「変わり者?のツバメ(笑)」の巣を見たことがあります。
人の多い場所に巣を作るのが嫌いなのか?
人の多い場所に津を作る適当な場所が無かったのか?
どちらかはわかりませんが…
人通りの殆ど無い高層階の通路にツバメが巣を作っていましたが、その巣は「お椀型」ではなく、入り口が小さくなっている「ひょうたん型」の巣でした。これなら天敵のカラスなども巣の中の雛を襲うことはできません。
ツバメも巣を作る場所により、巣の形を変えているのですね。
この「ひょうたん形」の巣を作るツバメは「コシアカツバメ」という種類で、腰の部分が「橙色」になっています。
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