宮崎県 青島神社 「恋の三神事」で恋愛成就の必勝祈願
小さな島の中央にあるのが「青島神社」です。この青島神社には「海幸彦(うみさちひこ)・山幸彦(やまさちひこ)」伝説の「彦火々出見命(こほほでみのみこと)」と、海神(わだつみ)の娘「豊玉姫命(とよたまひめのみこと)」が祀られています。
山幸彦は、兄である海幸彦に借りた釣り針を無くしてしまう。それを探しているうちに塩筒大神(しおづつのおおかみ)の道案内により、海神の国へとたどり着きます。そこで海神の娘・豊玉姫命と出会い恋に落ちた二人は海神宮で夫婦となります。という伝説から、青島神社では山幸彦と豊玉姫命、海神である塩筒大神を祀り、「縁結び・安産・航海・交通安全」の神として信仰されています。
国の天然記念物である「鬼の洗濯板」を見ながら、弥生橋を渡って青島へ入ります(関係者以外は徒歩)。古より島全体が聖域とされていて、江戸時代まで一般の人は一定の期間以外は島に入れなかったとのことです。
■青島神社
所在地:宮崎県宮崎市青島2丁目13?1
電 話: 0985-65-1262
開門・閉門時間:6時~18時頃
■青島神社へのアクセス方法
・JR日南線「青島駅」下車 徒歩約10分
※青島参道から青島神社(島内)までは車は通れません
・宮崎ICから国道220号を日南方面へ 約13km 約15分
・宮崎空港から約15分
・宮崎駅から約25分
・福岡ICから約4時間10分
・熊本ICから約2時間40分
・鹿児島ICから約2時間10分
■青島神社の「恋の三神事」
この「恋の三神事」を行えば恋愛成就は間違いなし。
★海積の祓(わだつみのはらい)
神門前の真水の井戸「玉の井」に願い符を浮かべ、水に溶かして願いを叶える。
(1)人形の願い符に「名前と願い」を書き、「フッ」と息を吹きかける
(2)御神水器に人形の願い符を浮かべたら、隣にある龍の口から流れ出る「玉の井」の水を手に取り、浮かべた願い符にかける
(3)御神水器の底へ沈んでいく願い符。これで願いが成就します。
※願い符初穂料:1枚100円
★青島神社の元宮の横にある「夫婦ビロウ」で行う「産霊紙縒(むすびこより)」
この「夫婦ビロウ」に願掛けの紙縒(こより)を結びます。
紙縒は願いに合わせて5色あります。
ピンクは良縁・夫婦円満、紫は心身健全、緑は生業成就、黄色は商売繁盛、白はその他の心願成就。
※初穂料:紙縒1本100円
★天の平瓮投げ(あめのひらかなげ)
土器のお皿・平瓮(ひらか)を、元宮の背後にある祭壇「磐境(いわさか)」に向かって投げます。
平瓮が磐境に「入れば心願成就」、「割れれば開運厄除」となります。どちらにしても幸運が訪れます。
初穂料:天の平瓮1枚200円
■青島神社の御朱印
青島神社の御朱印は見開き二種類セットで授与してもらいます。
「青島神社の御朱印」と「弁財天の御朱印」がセットとなります。
※一つだけでは頂けません。
初穂料:600円
※授与所(社務所)は日向神話館の向かい側です。
※午前7頃から夕方まで社務所は開いているそうです。
■青島神社の御朱印帳
初穂料:2000円
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