東京 日枝神社 日枝神社の社殿の両隣には神猿像が
2019/05/30
日枝神社(ひえじんじゃ)は江戸三大祭の一つ「山王祭」が行われる神社です。武蔵野開拓した江戸氏が山王宮を祀り、さらに文明10年(1478)太田道灌が鎮護の神として川越山王社を勧請しました。
古くから「日吉山王社」「日吉山王大権現社」「江戸山王大権現」「麹町山王」ひろく「山王社」と称され、一般には常に「山王さん」の名で親しまれて来ました。日枝神社は大山咋神(おほやまくひのかみ)を主祭神とし、相殿に国常立神(くにのとこたちのかみ)、伊弉冉神(いざなみのかみ)、足仲彦尊(たらしなかつひこのみこと)を祀っています。
この日枝神社は「縁結び」「恋愛成就」から「仕事運」「出世運」「商売繁盛」のご利益があるとされています。日枝神社には神門と拝殿前に神猿像が安置されています。猿は「えん」とも読むことから、「良縁」のご利益があると言われています。
■日枝神社
所在地:東京都千代田区永田町2丁目10番5号(共通)
電 話:03-3581-2471
・ 4月~9月:5時~18時
・10月~3月:6時~17時
■日枝神社の御朱印
神門をくぐった左側に受付があり、御朱印他が拝受できます。
受付所は「御朱印」という看板が出ていますのですぐに判りますよ。
※日枝神社で御朱印を拝受すると「しおり」と「ストラップ」も併せて授与できます。
※初穂料:500円
日枝神社の境内社「猿田彦神社」にも御朱印があります。
■日枝神社の御朱印帳
八種類の御朱印帳があります。
初穂料:1000円
※「明治150年記念朱印帳」の初穂料は1500円
■日枝神社の末社・猿田彦神社の「御朱印と御朱印帳」
日枝神社の末社・猿田彦神社の御朱印と御朱印帳は「庚申の日」の庚申祭が行われ限定で授与されます。
猿田彦神社の御朱印帳は天狗のイラストが施されたものです。
初穂料:1000円
■日枝神社へのアクセス方法
・地下鉄(千代田線)赤坂駅(出口2)徒歩3分
・地下鉄(南北線・銀座線)溜池山王駅(出口7)徒歩3分
・地下鉄(千代田線)国会議事堂前駅(出口5)徒歩5分
・地下鉄(銀座線・丸の内線)赤坂見附駅(出口11)徒歩8分
JR東京駅からのアクセス
地下鉄に乗り換え丸の内線東京駅より新宿・荻窪・中野方面電車利用。
赤坂見附駅にて下車(乗車時間約9分)
外堀通りを六本木方面へ徒歩約5分
■ご縁を結ぶ「猿のお守り」
日枝神社の社殿の両隣には、狛犬ではなく神猿像が置かれています。
猿は神様と人間のあいだをとりもつ存在「神猿(まさる)」といわれ、大山咋神が山の神であることから、山の守り神ともいわれる猿も大切にされてきました。
「さる」という音から「勝る(まさる)」、「魔が去る(まがさる)」とも考えられ、「勝運の神」や「魔除けの神」ともされています。
音読みの「えん」という音から、猿が「縁(えん)」を運んで来てくれると考えられ、「商売繁盛」や「縁結び」の御利益もあるといわれています。
■山王鳥居
日枝神社の鳥居は「山の形」をしています。この形の鳥居は「山王鳥居」と呼ばれていて他の神社では見られない、日枝神社独特の鳥居です。
■恋みくじ
恋を占うおみくじです。
初穂料:500円
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