七五三、神社に納める初穂料の相場はどのくらい?
子供の七五三のお参りで神社に祈祷をお願いした時に渡すのが初穂料です。
この初穂料について、いくら位の金額を包めばいいのか?
また熨斗の書き方などについて解説します。
■初穂料の相場について
初穂料の金額の相場は、「5,000円~10,000円」くらいが多いようです。
地域性もありますが「5,000円以上」の金額を包めばいいでしょう。
また、神社によっては予め金額を決めている所もあります。
神社によっては、祈祷の予約や問い合わせの電話の際に、初穂料の金額を事前に教えてくれるところもありますので、遠慮なく聞いてみてください。
■初穂料とは?
「初穂料」は「はつほりょう」と読みます。
初穂とは、初めて収穫された稲穂の束のことで、その年に初めて収穫された稲穂などを神前に奉納して、豊作の祈願と感謝をしたことが起源です。今では、その初穂の代わりとして献じられる金銭のことも指すようになりました。
つまり、初穂料とは、神社に祝詞(のりと)を上げてもらい、お祓いをお願いした謝礼で納める金銭のことを言います。
神社によっては「玉串料(たまくしりょう)」というところもありますが、同じものです。
■七五三の初穂料はいつ神社に渡すのか?
初穂料は七五三のお参り受付をしている社務所などで、受付時に渡します。
1.神社に着いたらお宮参りの受付をします。
2.受付では、祈願申込書などを受け取り記入します。
3.受付に祈願申込書と一緒に初穂料を渡します。
■初穂料を入れる熨斗の書き方
七五三のお参りでは初穂料が必要になりますが、金銭を入れる包みを「のし(熨斗)袋」といい、袋の表書きに「御初穂料」と書きます。
初穂料の「のし袋」はコンビニなどに市販される一般的なご祝儀袋に包みます。
★表書き例
御初穂料 ⇒ 一般的です。
御初穂
初穂料
玉串料
1.上記の表書きを、熨斗袋の上部中央に記入します。
2.その下に、七五三のお参りをする子供の氏名(フルネーム)を記入します。
3.中袋に金銭(できるだけ新札がいいでしょう)を納め、金額の記入欄に、算用数字などで金額を記入します。
4.のし袋の下側の折が上になるように折り重ねます。
のし袋は「ふくさ」に包んで持っていきましょう。
※袋を購入したときについていたセロハンの袋に入れて持っていくのはダメですよ。
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