智者の敵とは… 「呪術師と私」 ドンファンの教え より
2016/09/24
わしにとっては心ある道を旅することだけしかない。
どんな道にせよ心のある道をだ。
そこをわしは旅する。
そしてその端までたどりつくのが唯一の価値のあることなのだ。
その道を目を見はって、息もせずに旅していくのだ。
人は学びはじめの頃、自分の目的が決してハッキリしていないものだ。
目的は不完全で意志はあいまいだ。
学ぶことの辛苦をぜんぜん知らないから、決して物質化できない報酬を望むんだ。
彼は少しずつ学びはじめる、そうして彼は第一の自然の敵と出会う。
それが恐怖だ、
恐怖に打ち勝つにはどうしたらいいのか?
答えは簡単だ。逃げないことだ。そうすればやがて第一の敵が引き下がるときがくる。
人は自分自身に確信を感じるようになる。彼の意志はさらに強くなる。
関連記事
-
梁塵秘抄を読みました
古典文学って、なんか取っ付きにくい感じがするかもしれ …
-
動乱期をえがいた古典文学は面白いですね
古典文学の中でも「軍記物語」は私の好きなジャンルの一つです。 やはり、安定した平 …
-
奈良の斑鳩の里へ行ってきました。
斑鳩といえば、法隆寺を中心とした地域です。 今の斑鳩町という地名もありますが、本 …
-
今昔物語について
私が好きな古典文学に一つに「今昔物語」があります。 この今昔物語は、芥川龍之介を …
-
平家物語を読んでみた
平家物語の文体はとてもテンポが良く、声に出して読んでみるとそのリズム感に酔います …
-
コロナウイルス流行も20年前 正確に予知 米国学者が書いた書籍に驚愕
『フォース・ターニング 第四の節目 』 ウィリアム・ …
-
「YKK秘録 (講談社)」山崎 拓 (著) 手帳に記録しつづけて来た政界秘話
かつて政界の中枢にいた山崎拓氏が、議員初当選以来、議員手帳に細かく …
-
万葉集を読んでみました
万葉集といえば、1200年以上前の詩集ですよね。 そ …
-
源義経の騎馬軍団と、馬の文化
悲劇の武将といわれる源義経ですが、また天才的な戦術家ともいわれています。平家軍と …