アサガオの育て方(栽培方法)
2019/05/26
アサガオは日本では古くから栽培されてきました。江戸時代になると観賞用の栽培が広がり改良された園芸品種も多く、花の大きさが20㎝にもなる巨大輪種から少輪種まである。花の形も多種多様の形がありアメリカで改良された西洋アサガオは華やかな花の形のものが多い。
★種まき:4月上旬~5月下旬
★植えつけ:6月上旬~6月下旬
★開花期:7月上旬~10月下旬
★肥料:5月上旬~6月下旬
■購入のポイント
初夏になると双葉が出た程度のポット苗が販売されはじめます。
開花期が長く、昼咲き、多花性のセイヨウアサガオは大きく繁らせてボリュウームのある背景とするのに最適です。
■育て方のポイント
高温多湿で、日当たりの良い場所を好みます。
風通しがよく、水はけのよい腐植質の多い粘質の土壌を好みます。
過湿にしなければ土質は選びません。
庭に地植えする場合は遅霜などの心配がなくなった6月頃に植えつけます。
タネは一晩水に漬けてからまく。
日当たりの良い場所で育てる。
■種まき用土は
用土は赤玉土小粒2、腐葉土1の混合土とする。容器は育苗箱で深さ10㎝くらい、排水口があるものを使用する。
■種まきの注意点
アサガオの種子はとても固いので、ヘソの反対側に爪切りやヤスリで傷を付け、一晩水に漬け、吸水させてからまく。3~5㎝程度の間隔でまき、1㎝ほど覆土します。発芽する温度が高いので、桜が咲き終わるころから種をまくくらいでよいです。
■ポットに移植する時期
発芽して双葉が開いたら3号ポットに1鉢1本づつ移植する。用土は種まき用土と同じ。
■植え付け用土は
庭植えは、腐葉土を多めにすき込み、緩効性粒状肥料を混ぜる。
鉢植えは、培養土に2割程度のの腐葉土を混ぜたもの。あるいは赤玉土小粒2に腐葉土1の混合土に緩効性粒状肥料を混ぜる。
■植えつけ
本葉が4~5枚になったら、
庭植えは、株間を20㎝ほどで植え付ける。
鉢植えは、5号鉢に一株。6~7号鉢に3~5株を植え付ける。
■アサガオの支柱の立て方
庭植えの場合は、フェンスなどにツルをからませるようにしてください。
鉢植えの場合は、あんどん仕立てにしてツルをツルをからませてください。
■摘芯する
本葉が8~9枚のころ、6~7枚の間で「親づる」を摘芯します。花は孫づるに咲きます。
■肥料
庭植え、鉢植え、共に月に2~3回ほど液肥を与えます。チッソ分が多い肥料は葉ばかり茂るので、バランスのよい肥料を与えるようにしてください。
■水やり
鉢植えは、毎朝涼しい時間帯にたっぷり水やりをする。特に水やりの時間帯を気にすることはないでしょう。
■病気、害虫対策
アブラムシやハダニが発生することがある。発見したら市販の薬剤をまいて駆除してください。病気の心配はほぼありません。
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