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ニチニチソウの育て方

   

「ニチニチソウ」は江戸時代中期に中国から来た花です。草丈は30㎝くらいの矮性種から50㎝以上になる高性種があります。真夏の厳しい暑さと強い日差しに強く、分枝性が良く自然に形良く繁り、株を覆うように次々と花を咲かせるので「日々草」と呼ばれます。寒さに弱いので気温が下がると花が小さくなります。
コンテナガーデンのアクセントカラーとしても最適です。

高温多湿に強いので夏でも花が咲き続ける丈夫な性質を持ちます。発芽適温が20度~25度と高いので箱まきして小苗のうちにポットに鉢上げします。日照不足になると花付が悪くなるので「庭植えの場合」は育てる場所に注意すること。日当たりと水はけが良い場所を選ぶこと。
「鉢植えの場合」は鉢を置く場所に気をつけるようにしてください。

なお、「ニチニチソウ」には毒性があるので絶対に食さないでください。

 
 

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■種子撒き

育苗箱などに「赤玉土小粒とバーミキュライト」等量の混合土を入れ、種子をばら撒きして薄く土をかぶせる。

 
 

■ポットに移植

発芽して本葉が2~3枚になったら、3号ポッドに種子まきと同じ用土を入れ、一本ずつ植え替えます。

 
 

■植え付け用土

基本的に水捌けのよい用土であれば土質は選びません。

・「庭植えの場合」は、腐葉土を多めにすき込み、適量の緩効性肥料を混ぜ込む。

・「鉢植えの場合」は、市販の培養度か、「赤玉土小粒70%に、バーミキュライト30%、または腐葉土30%に」に緩効性肥料を加える。

 
 

■植え付け

・「庭植えの場合」は株間20㎝で植えつける。

・「鉢植えの場合」は5号鉢に一株植えつける。

 


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■肥料

・庭植え、鉢植え、どちらも2ヶ月に一回、錠剤タイプの化成肥料を施す。

・月に1~2回程度、液肥を与える。

 
 

■水やり

「鉢植えの場合」は用土の表面が乾いたら水を与える。夏の暑い時期は水分が不足すると萎れてくるので、毎日多めに水を与える。

 
 

■病気、害虫

・葉に白粉がつく「ウドンコ病」、過湿になると「立ち枯れ病」が発生しやすいので注意すること。病気を見つけたら殺菌剤を撒く。

・アブラムシやハダニ類が発生したら殺虫剤、殺ダニ剤を散布する。

 

 
 

 
 
 

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 - ■ガーデニング,  夏

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