カルピスの100年守られてきた乳酸菌の極秘保管場所はここだ！

日本初の乳酸菌飲料として「カルピス」が売り出されたのは今（２０１９年）から１００年前の１９１９年の「七夕」のことです。

発売１００周年を迎える超ロングセラー商品の「カルピス」ですが、カルピスの乳酸菌の保管場所はアサヒ飲料株式会社の内でも極秘なのは知っていましたか？

この「カルピス菌」は、今からおよそ100年前に三島海雲によって見いだされたものだそうです。
三島海雲は1908年、日本軍部から軍馬調達の指名を受け、内蒙古に入り酸乳に出会いました。
現地で体調を崩し瀕死の状態にあったが、現地のモンゴル人にすすめられた「酸乳」を飲み続けたところ体調が回復したそうです。
そのおいしさと健康効果に衝撃を受けた三島海雲が現地のモンゴル人に製法を学び、帰国後に研究を重ねて誕生したのが「カルピス」なのです。

「カルピス菌」は、カルピスの発売以来、新しい牛乳にずっと同じ菌を継ぎ足しながら品質を保ち、今に伝わっている菌なのです。
ウナギ屋の「秘伝のタレ」のような製法で造られているのですね。

このカルピス菌ですが、偶然発見された菌なので世界中探しても他では決して見つけることはできない乳酸菌です。
戦時中は空襲の危機から「カルピス菌」原液を守るため、「カルピス菌」を疎開させて守っていたとか。

つまり、今あるカルピス菌が万が一無くなってしまうと、二度とカルピスがつくれなくなってしまうため、「カルピス菌」は社内でも、上層部と現場の管理者のみの1％以下の人しか知らないトップシークレットとして、厳重に保管されているそうですよ。

■「カルピス菌」の極秘保管場所はどこにあるのか？

２０１６年にあるテレビ番組で群馬県館林市にあるカルピスの工場が紹介されました。
その番組で、カルピスを製造している工場は全国で２か所で、そのうちの１か所である群馬県館林市にある工場が紹介されていました。
 
 
バナナマンの日村さん：「え～？もし火事で工場が無くなってしまったら？」と質問。

カルピス側出演者：「万が一に備えて冷凍保存しています」

日村さん：「何県ですか？」

カルピス側出演者：「トップシークレットです。社員の９９％は知りません」

バナナマンの設楽さん：「アサヒ飲料の社長さんが会議でポロッと神奈川県だとしゃべったとか？」

バナナマンの設楽さん：「それで冷凍保存先は神奈川県なんでしょうか？」

困ったカルピス側出演者は、次の言葉を放った。

「否定はしません。」

「カルピス菌」の極秘保管場所は神奈川県なのでしょうか？