マイナンバー制度の疑問と不安について解説します
2015/11/28
2016年1月から始まる「マイナンバー制度」ですが、マイナンバーが通知されると、希望者にはプラスチック製の「個人番号カード」が無料で交付されます。このマイナンバー制度の疑問について解説します。
■マイナンバーは海外住む日本人にも通知されるのか?
マイナンバーは日本国内に住民票がある人に通知されます。日本に住民票の無い海外在住の日本人には通知はされません。
この場合、日本に帰国し住民票を作った時にマイナンバーが交付されます。
マイナンバーが一度交付されると、その後海外に住んでも同じ番号をそのまま使えます。
■通知カードを紛失した場合はどうしたらいいのか?
この場合は、最寄りの警察に行き紛失届(遺失届け)を出し、警察で貰った受理番号を持って、市区町村の窓口で再発行の手続きをします。
「個人番号カード」を受け取るときは、窓口で通知カードと交換することになっているので、通知カードは大切に保管しておいてください。
■個人番号カードを紛失した場合はどうしたらいいのか?
個人番号カードは、あなたのクレジットカードや運転免許証と同じくらいに大切なものです。
2016年1月に、24時間対応のコールセンターが解説される予定ですので、カードを紛失した場合はこちらに電話して個人番号カードの利用停止の手続きをしてください。
■個人番号カードに有効期限はあるのか?
20歳以上の人は発行から10年が有効期限です。
20歳以下の人は発行から5年が有効期限です。
■個人番号カードの暗証番号について
市区町村の窓口で個人番号カードを受け取る時に、カードのICチップにあなたの暗証番号を記録します。
この暗証番号は、生年月日などの他人が推測できる番号は使わないようにしましょう。
■DV(家庭内暴力)などで自分の住民票を移動していない場合
マイナンバーの通知カードは住民票の住所を基に、世帯ごとに郵送されます。
DVなどで現在住んでいる住所に住民票を移動していない場合は、DV相談窓口などを通じ、住民票がある市区町村に必要な書面を郵送するなどして今住んでいる所に送ってもらうように手続きをしてください。(詳しくは市区町村のDV相談窓口などへ)
■レンタルショップなどで会員証を作る時に「個人番号カード」を本人確認に利用する場合に注意すること。
あなたの「マイナンバー」が書かれている「裏面」をコピーさせてはいけません。
あなたの「個人番号カード」のマイナンバーが書かれている部分は、すぐにはがせるシールなどで番号を隠しておく工夫もしたほうがいいでしょう。
■マイナンバーに関しての疑問や苦情、何か困ったときの相談と問合せ先一覧
⇒http://oyajika.com/1996.html
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