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マイナンバー制度 「個人番号カード」の受け取り方法の解説

      2015/11/28

2016年から開始される「マイナンバー制度」ですが、2015年10月5日より「マイナンバー」が記載された「通知カード」が郵送されます。マイナンバーの発行は、住民票が置かれているそれぞれの自治体が行います。

マイナンバーの郵送先は住民票の住所に送られてきますので、引っ越しをして住民票の移動がなされていないと受け取れない場合がありますので注意してください。

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■マイナンバー制度、「通知カード」と「個人番号カード」とは

「個人番号カード」とは、運転免許証と似たような形態で、あなたの顔写真が入ったプラスチック製のカードのことです。

このカードに埋め込まれているICチップを利用して個人認証(身分証明)ができるようになります。
 
 

■住民票の住所地で「通知カード」が受け取れない場合、他の住所地で受け取るには

・東日本大震災による被災者。

・DV(ドメスティック・バイオレンス)、ストーカー行為、児童虐待などの被害者で住民票を残して別の場所に住んでいる場合。

・長期間にわたり医療機関、施設などに入院、入所が見込まれ、その期間内は住所地に誰も居住していない場合。
 

上記に該当する場合は、住民票の住所ではなく、現在の居住地で通知カードを受け取ることができます。
 
 
【手続き方法】

(1)「通知カードの送付先に係る居所登録申請書」を、各市区町村からダウンロード等で入手する。

(2)その申請書に、「氏名、居所、理由」などを記入する。

(3)2015年9月25日までに、その申請書を住民票のある市区町村に持参(あるいは郵送)する。その際には本人確認書類も持参すること(郵送の場合はコピー)

※ 2015年9月25日を過ぎてしまった場合は、住民票のある各市区町村の担当部署に相談してください。
 

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■「個人番号カード」を受け取るまでの手続き

2015年10月より住民票を置いている役所からあなたのマイナンバーが記載された「通知カード」が書留で送られてきます。
 
★その郵送されてきた書留には下記の書類が同封されています。

・通知カード
・個人番号カードの交付申請書と返信用封筒
・説明書
 

★「個人番号カード」の交付申請方法

郵送されてきた書留の同封されている「個人番号カードの交付申請書」に必要事項を記入して「個人番号カード」を申請します。「個人番号カード」とは、あなたの顔写真が入ったプラスチック製のカードのことです。
 

この「個人番号カード」の交付申請は下記の方法で行なう事ができます。

・郵送されてきた「個人番号カードの交付申請書」を返信用封筒で郵送する。

・スマホで顔写真を撮影してオンラインで申請する。

・勤務先企業での一括申請

 
★「個人番号カード」の受け取り方法

市区町村から「個人番号カード」交付のお知らせが届いたら(2016年1月以降)、次の3つを持参して市区町村の窓口へ行き受け取り手続きを行います。
 
・通知カード
・交付通知書
・運転免許証などの本人確認書類

※ 受け取りの際に本人確認に使う「パスワード」を設定も行なわれます。あらかじめ「4桁の数字」と「6桁以上の英数字の組み合わせ」の2種類のパスワードを考えておきましょう。
 
 

■「個人番号カード」を申請しなかったらどうなるのか?

「個人番号カード」を申請しなくても問題はありません。あなたの「マイナンバー」は通知カードにも記載されていますので、マイナンバーが必要なときは「通知カード」を見ればよいのです。しかし、「通知カード」を「個人番号カード」のように身分証明として使うことはできません。
 
 
 
 

■マイナンバーに関しての疑問や苦情、何か困ったときの相談と問合せ先一覧

⇒http://oyajika.com/1996.html

 
 

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 - マイナンバー制度

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