特別児童扶養手当　身体障害がある子供の公的援助

障害児への援助として「特別児童扶養手当」があります。

■特別児童扶養手当とは

★障害児を持つ親は「特別児童扶養手当」が受けられます。

★身体や精神に障害を持つ２０歳未満のの児童を育てる「父母等を支援するための制度」で、養育している人（親に代わって養育している人を含む）に支給されます。

従って、障害児本人に支給される「障害児福祉手当」と親子でそれぞれ受け取ることも可能となります。
 
 

■障害の等級

★養育している児童の障害の状況や程度により、１級と２級がある。

★１級は、「両眼の視力を足して０．０４以下」「両腕の機能に著しく障害がある」「座ることができない」「立ち上がることができない」など。

★２級は、「両眼の視力を足して０．０８以下」「食べ物を噛む機能を欠く」「歩こことができない」など。

詳しくは各自治体の児童福祉窓口まで。
 
 

■支給の為の条件

養育している人と児童が日本国内に住所があること。

ただし、養育している父母が障害のための年金を受け取っている場合や、児童が児童福祉施設に入っている場合にはもらうことができません。
 

■どのくらい支給されるのか

１級では、１ヶ月４９,９００円、２級では３３,２３０円が基準です（２０１４年度）。給付金は後払いで、４、８、１２月に振り込まれます。
 
 

■申請の手続き

必要書類をそろえて各自治体で申請手続きをする。申請後認定審査があり、審査の結果が通知されるまでに１ヶ月から２ヶ月程度かかる。