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飼い主の家庭に「赤ちゃん」が出来ると、犬の元気がなくなる?

      2017/10/10

犬を飼っている家庭に(飼い主の)赤ちゃんが産まれると、飼い犬の元気がなくなる場合があります。
これ以外にも、トイレを失敗したり、これまで飼い主の言うことをよく聞く犬だったのに反抗的になったり、吠えるようになったりと…

これは、家庭に赤ちゃんができたことで、飼い主の愛情が「赤ちゃん」にばかり向けられるようになったのを嫉妬している行動です。

 
 

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犬は飼い主の微妙な変化を敏感に感じ取るのです。これは人間の子供も同じような行動をする場合がありますが、犬も同様なのです。

赤ちゃんが産まれてくるまでは、家庭で自分が可愛がられていたのに、赤ちゃんが産まれてきたら、自分は蔑ろにされたと思い、犬は反抗的になるのです。
また、飼い犬が赤ちゃんに攻撃的な行動をする場合もありますので、飼い主は注意が必要です。

このような場合、犬が赤ちゃんに近ずくのを避けるのではなく、犬に「赤ちゃんも集団生活の一員だ」と教えることが大切です。

本来、犬は集団生活をする動物ですし、無抵抗な生き物を理由もなく傷つけるようなことはしません。
しかし、集団生活のなかでは常に順位争いがありますので、犬に赤ちゃんは自分より上位だと教え込まないいけません。

でも、いくら賢い犬でも、何もできない赤ちゃんを「自分より上位」だとは思えません。
そこで、飼い主は赤ちゃんのニオイを嗅がせたりして、赤ちゃんが自分たちの仲間だと少しずつ教えるようにしましょう。

犬が子供を自分より上位と認めるようになるには、人の子供が10歳位になるまでは無理です。
ですから、飼い主は飼い犬が子供や赤ちゃんに対してワガママな行動をしないように、常に見守っていないといけません。
 
 
 


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■犬は飼い主が考えているほど、気持ちの切り替えができません

飼い主も、機嫌の良いときと悪いときがありますよね。しかし、犬にはそんな飼い主の気持ちなど判らないのです。

そんな機嫌の悪い時に、犬がジャレてきたりして犬に対して怒ったりすると、犬はナゼ怒られたのか理解できず、ただ飼い主を恐れるようになるだけです。
このような事が繰りかえされると、飼い主と犬との信頼関係など築くことができなくなります。

犬のしつけるには「怒らない」ことです。恐怖で犬を支配しても、それは恐怖による服従なので、飼い主以外の人には攻撃的になったりします。

犬と接するときは笑顔を忘れないようにしてください。
犬のしつけは暴力で行なうものではないのです。

 
 
 
 
 

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 - 犬の飼い方

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