深夜の友は真の友

人生は短く、夜もまた短い。今日できることは明日に延ばして、せめてこの深夜の一時を…

犬の食事中にかまうと、唸ったり噛みつくのはなぜ?

      2017/10/10

普段は絶対に飼い主に従順な犬が食事をしているときにかまうと「ウーーーッ」と唸ったり、あるいは噛みついたりすることがあります。
これは、その犬が悪いのではなく、飼い主の方が悪いのです。

飼い主にとってエサは、その犬に与えてあげたものですが、犬には自分で勝ち取った戦利品と思っているのです。
いくら自分が飼っている犬でも、犬が食事中にじゃまをするのはいけません。

 

スポンサードリンク

 

もし、あなたが食事中に食べている料理を取り上げるような事をされたら怒るでしょう。
いくらあなたに従順な愛犬でも、自分の食事中にエサをとりあげるような事をしたら怒るのは当然です。
このような事をして、あなたの愛犬が噛みついても、これは犬の問題行動ではありません。

野生動物は常に食事にありつけるわけではありません。場合によっては何日もエサを得ることができないことの方が多いのです。
犬にもこのような野生時代の本能が残っていて、エサに対するこだわりが強く、「次にはいつエサを食べれるかわからない」という不安がとても強いので、逆に自分が得たエサにに対する執着もとても強いのです。

ですから、犬は食事を邪魔されると、飼い主が想像できないくらいの強い怒りを示すのです。

そうして、食事中というのは野生動物でも外敵に襲われるかもしれないという無防備な状態ですので、犬も怯えながら食事をしているのです。
そんな怯えながら食事をしている最中に体に触られると、飼い主かどうかの区別なく反射的に攻撃をしてくるのですね。
このような場合、犬に噛みつかれても、それは犬の問題行動ではなく、飼い主が悪いのです。

どんなに従順な飼い犬に対してでも、飼い主側にもマナーは必要です。

 
 


スポンサードリンク

 
 

飼い犬の食事中にかまって噛みつかれた飼い主が、「しつけ」のつもりで叱ったりエサを奪ったりして罰を与えると、犬は自分のエサを取られまいと、ますます攻撃的な態度をするようになりますよ。

犬が食事中にかまって噛みつかれても、それは飼い主の方が悪いのです。絶対に叱ってはいけません。
おとなしい犬の場合、食事中にかまっていると、エサを取られまいと早食いになる場合や、逆にエサを食べなくなり衰弱していくケースもあります。

飼い犬の食事中はかまわないで、近づかないようにしてあげるのが一番良いのです。

 
 
 

 
 

 
 
 

スポンサードリンク

 - 犬の飼い方

  関連記事

愛犬の「しつけ」をするには空腹時が良い

犬に命令する言葉を「コマンド」と言いますが、コマンドはできるだけ短く聞き取りやす …

飼い主の家庭に「赤ちゃん」が出来ると、犬の元気がなくなる?

犬を飼っている家庭に(飼い主の)赤ちゃんが産まれると、飼い犬の元気がなくなる場合 …

犬の暑さ対策はどうしたら良いのか? 犬の熱中症を防ぐ方法

夏になると愛犬の暑さ対策をしてあげる事が愛犬の健康の為にも大切です。特に長毛種や …

犬にトイレの習慣をつけさせる方法

散歩の時しかトイレをしない習慣がある犬がいますが、それは犬本来の習慣ではなく飼い …