神戸 生田神社 源平の合戦ゆかりの神社で、縁結びの「水占い」が人気
2019/05/30
神功皇后元年(西暦201年)三韓外征の帰途、今の神戸港にて船が進まなくなったために神占を行ったところ、 稚日女尊が現れ、「私は活田長峡国に居りたい」と申されたので、海上五十狭茅(うながみのいさち)という者を神主として祀られたのが始まりといわれています。
稚日女尊は神代の昔、機殿で神服を織っておられました。家庭生活をお守り下さる神様です。大同元年(西暦806年)朝廷より生田神社のをお世話をする家を「神戸(かんべ)」といい、この「かんべ」が「こんべ」となり現在の「こうべという地名の起源となったといわれています。
■生田神社
所在地:兵庫県神戸市中央区下山手通1丁目2-1
TEL:078-321-3851
★お札授与所時間
4月29日~9月23日迄:8時~18時
9月24日~4月28日迄:8時~17時
■生田神社の御朱印
受付時間:9時~17時
「生田神社」「弁財天」の2種類の御朱印を頂けます。
初穂料:それぞれ300円
令和元年 御代替りを記念して、年内限定(令和元年限定)の御朱印が授与されます。
この御朱印は、大正時代に授与したものに、一部修正を行い復刻した印です。「社名については、創建以来1800年余りの歴史の中で、「生田社」「生田大明神」などと呼ばれてまいりしました。「生田宮」もその一つであり、現在も楼門南面側の扁額にその名残を留めております。
期 間: 令和元年5月1日より令和元年12月末日
初穂料:500円
時 間:9時から17時まで
場 所:社務所
■生田神社の御朱印帳
ピンクとブルーの2種類(カバー付き)があります。
初穂料:1200円
■生田神社へのアクセス方法
阪神高速道路3号神戸線生田川ICまたは京橋ICより約5分
★電車
JR三ノ宮駅、私鉄各線三宮駅より北へ徒歩10分
JR新神戸駅(新幹線)より南へ徒歩20分
JR新神戸駅よりタクシーで約5分
JR新神戸駅より地下鉄で一駅で三宮駅に出ます。
■縁結び水みくじ(水占い)
生田神社御本殿の裏側に広がる「生田の森」中に恋を占う「水みくじ」ができる池があります。「水みくじ」とは、御みくじを水に浮かべると文字が浮かびあがってきます。
「水みくじ」は授与所にて頂けます。
初穂料は300円です。
■縁結びのお守り「たまき」
縁結びのお守りの紐「たまき」は、この紐には「メビウスの輪」が架けられており、男女の良はもちろん、友人・仕事などの「ご縁」が結ばれるよう祈念されています。
■生田神社の史跡
源平の合戦で有名な平敦盛ゆかりの「敦盛の萩」、武藏坊弁慶が源義経の代理として当社に参拝した際に奉納したとされる「弁慶の竹」など、源平ゆかりの史跡が多数あります。
★生田の森
生田神社の境内北側の鎮守の森が「生田の森」です。この「生田の森」は源平合戦の戦場になったことは有名で、寿永三年(1184)2月には平知盛を大将とする平家軍が生田の森に陣を構え、一の谷から生田の森へかけて一帯が戦場となった場所です。
★敦盛の萩(あつもりのはぎ)
一の谷の合戦で熊谷直実に討たれた平敦盛が愛でたとされる萩。
敦盛の死後にその遺子がたまたまこの萩の木陰に休み、夢で亡父敦盛に出会ったと言われています。
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