「お中元」に贈る品は何が喜ばれるのか?
■お中元を贈る時期はいつ頃から?
お中元を贈る時期は地域によって違いますが、それぞれの地域で行われるお盆くらいまでに贈ります。一般的には7月初旬から7月15日までですが、関西地方では8月1日から15日までに贈るのが一般的と言われています。
■お中元で相手から喜ばれる品はなにか?
お中元をもらって喜ぶ品は「普段、自分では買わないもの」「少量でも高級感を感じられるもの」だそうです。「高級感」が感じられる品とは、普段は買わない少し高い食品などです。
例えば
「高級アイスクリーム」
「高級なケーキ屋さんのケーキやクッキー」
「高級ハム」
「産地直送の果物」
「高級チョコレート」
など、自分では普段は買わない「こだわり食材」や「有名高級食品」が喜ばれるようです。
またお中元で喜ばれるのは高額商品ではなく、あくまで“ちょっとした”高級感のある品です。つまり、「量の割に高い」といった感覚の品の方がが満足度が高いようです。
お中元として送られる物の定番としては
ビール
商品券
お酒
お菓子
野菜
果物
詰め合わせ
洗剤
コーヒー
などですが、お中元の品物を選ぶ場合に注意すべき点としては、食品などは好みもありますし、「野菜」など「生もの」は賞味期限などもあるので慎重に選びたいものです。
「ビールやお酒」などはアルコールがダメな相手に送っては意味がありません。また、健康上の理由で禁酒している方もいます。「お酒は飲めない」と言い出せない人にビールやお酒を贈ってしまってい逆に相手に不快感を与えてしまう可能性もあります。
「洗剤」も特定の洗剤しか使わないというご家庭もあります。
お中元に贈る品物の最近の傾向としては「お菓子類」の人気が高まっているようです。
お子さんがいる家庭ならば暑い時期でもあるので「ジュース系」も喜ばれるようです。
「商品券」も喜ばれるお中元ですので、あれこれ贈る品に迷うなら「商品券」を贈るもの無難かもしれません。
■お中元を「喪中」に送るのは儀礼上差し支えないか?
「喪中のお中元やお歳暮はいけない」という話をよく聞きますね。しかし、お中元やお歳暮は本来お祝いとして贈る物ではなく、日頃お世話になっている方へのご挨拶とお礼のための贈り物ですので、喪中に贈っても、又は贈られてもマナーとして何の差し支えもありません。
但し、相手が喪中の場合は「四十九日の忌明け」までは控え、時期をずらして「暑中御見舞」や「残暑御見舞」の形にするほうが良いでしょう。この場合、派手な包装や紅白の水引は避け白無地の奉書紙をかけて贈るようにして、送り状で慰めの言葉を添える心遣いも大切です。
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