NHK大河ドラマ「青天を衝け」の渋沢栄一とは、どんな人？

２０２１年２月１４日（日）から始まる大河ドラマ「青天を衝け」は、「日本資本主義の父」と称される渋沢栄一の物語です。

そこで、この渋沢栄一とはどんな人なのか解説してみたいと思います。
 
 

■渋沢栄一の略歴

1840（天保11）年2月13日、現在の埼玉県深谷市血洗島の農家に生まれる。

家業の農業を手伝う一方、幼少の頃から父に学問 の手解きを受け、従兄弟の尾高惇忠から「論語」などを学ぶ。

「尊王攘夷」思想の影響を受け京都へ向かう。

その後、渋沢栄一は一橋慶喜に仕えることになり、一橋家の家政の改善などに実力を発揮。

渋沢栄一27歳の時、15代将軍となった徳川慶喜の実弟･後の水戸藩主、徳川昭武に随行しパリの万国博覧会を見学、欧州諸国の実情を見聞する。

明治維新となり欧州から帰国。「商法会所」を静岡に設立する。その後、明治政府に招かれ大蔵省へ。

1873（明治6）年に大蔵省を辞した後、栄一は一民間経済人として「第一国立銀行」の総監役（後に頭取）となる。

第一国立銀行を拠点に、株式会社組織による企業の創設 ･育成に力を入れる。生涯に約500もの企業設立に関わったといわれる。

1931（昭和6）年11月11日、91歳の生涯を閉じる。

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■2024年度発行予定の一万円札の肖像となる

2024年度上半期に執行予定されている新一万円札に、渋沢の肖像が採用されることになった。

■NHK大河ドラマ「青天を衝け」の登場人物

主人公　　渋沢栄一／吉沢 亮

栄一の父　渋沢市郎右衛門／小林 薫

栄一の母　渋沢ゑい／和久井映見

栄一の姉　渋沢なか／村川絵梨

栄一の妹　渋沢てい／藤野涼子

栄一の伯父　渋沢宗助／平泉 成

栄一の従兄　尾高惇忠（新五郎）／田辺誠一

栄一の従兄　尾高長七郎／満島真之介

栄一の従妹／のちの妻　尾高千代／橋本 愛

栄一の従弟　尾高平九郎／岡田健史

砲術家　高島秋帆／玉木 宏

徳川斉昭の七男・のちの将軍　徳川慶喜／草彅 剛

水戸藩主　徳川斉昭／竹中直人

第12代将軍　徳川家慶／吉 幾三

米国海軍軍人　マシュー・ペリー／モーリー・ロバートソン
 
 
 
 

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